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【アルバムレビュー】ノエル・ギャラガーの『Chasing Yesterday』

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本日は「洋楽界のご意見番」なんていう風に呼ばれることもあるこの方。
もういろんなインタビューでの毒舌っぷりが最高です。

元オアシス・・・っていう枕詞をノエルは嫌がるでしょうか。
いや、ファ〇〇ン、どーでもいいぜって言いそう。
インタビューでもOASISに言及してたりしますしね。

オアシスを脱退した身ですが、未だにオアシスに希望をもってそう。
矛盾していそうで、それがソロ活動にもパワーを与えている気がします。

先日、ソロになってのセカンドアルバム『Chasing Yesterday』をリリース。
この作品、あちらこちらで評判がかなり良いんですよね。
どんなロックに仕上がっているのか、聴いてみました。

ブリティッシュっぽい渋く大人な作風

全体的にはどこか淡々としていて渋みのある仕上がりです。
文字にすると月並みですが、これが本当にクールでカッコいいんですわ。

アメリカ的なロックが「外へ発する熱」に溢れている激しいジェットコースターのようなものだとすると、
これは内省的なブリティッシュなロックということになるでしょう。
どこかひんやりとした手触り・感触があるんですよね。

英国ロック風味にあまり慣れていない人は、最初戸惑うかもしれません。

狙ってこのような仕上がりにしたことは言うまでもないでしょう。
OASIS時代も含め、これまでで一番やりたいようにやった作品に聴こえます。

 

基本的には受け狙いのようなことはほとんどやっていないんですが、
それでも独りよがりにならず、アクセントを的確にあちこちに用意するのはさすが。

1曲目の”Riverman”ではブラスをここぞというときに使ったり、
2曲目”In The Heat Of The Moment”ではベルの音がいい具合に響いたり。
いわゆる単純なロックにはなっていないんです。

こういうところはもう「頭を使ってロックしている」カッコよさがありますね。

 

ただ、ノエルのボーカルがちょっと後ろにこもった感じになっているのが気になりました。
狙ってそういう仕上がりにしたのかもしれませんけど、
もうちょっと前面に出す感じにしたほうがいいんじゃないかなーと。

試聴タイム♪

Ballad Of The Mighty I

In The Heat Of The Moment

Do The Damage (Delux盤ボーナストラック)

他のおすすめ曲

Lock All The Doors

これは懐かしい感覚!初期のOASIS時代のような勢いに溢れています。
この疾走感を喜ぶ人はかなり多くいそうな気が(笑)
骨太なギターが唸りまくります。ライブで絶対に盛り上がる曲ですね。

Revolution Song

デラックス盤のボーナストラックですが、これ良い!
ノエルのメロディー・メイカーとしてのセンスが遺憾なく発揮されています。
旅情的なノスタルジックなメロディがとてもきれいです。

総評

Latitude 2015

ノエル・ギャラガーが自分のやりたいように作ったアルバム。
でも独りよがりにならない聴きやすさがあるのは、
もうこの人が持っている一流のメロディ・メイカーのセンスでしょう。

いわゆるUKロックの基本に忠実な雰囲気ですが、
あちらこちらの曲で色々な仕掛けがあります。
単調なロックなんていう仕上がりにはなっていません。

 

クールで渋さのある仕上がりの中にキャッチーなメロディ。
UKロックをあまり聞いたことのない人は、最初戸惑うかもしれませんが、
しばらく聴いてみてください。きっと「あ!」というものが見つかるはず。

比較的ノリやすいロックで曲の良さがわかりやすいのは、
“Lock All The Doors”、”You Know We Can’t Go Back”、
“Ballad Of The Mighty I”あたりですね。

是非聴いてみてください!

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